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シンガポール最大の書店、紀伊国屋。そのコミック棚。

 今月の頭にシンガポールへいってきました。

シンガポール最大の書店は、Orchard(オーチャード)という場所にある紀伊国屋。
それも、日本でもなじみ深い高島屋に入っているのです。



紀伊国屋の入り口は一つのみ、警備員さんががっちり見守っている。
「店外からなら写真を撮ってOK」ということで、遠巻きに撮影してきました。
(なのでけっこうボケたりしてます、すみません)






入ってすぐ目に入ったのは、『BRISHTEST DAY』というアメコミっぽい漫画やTroy Chin氏のエッセイ漫画『The Resident Tourist』1〜4巻。そして『桜欄高校ホスト部』(英語版)もここに並んでおり、その他のジャンルについても色々な国の注目本を集めた感じ。

カルチャー、経済、文学、参考書など、あらゆるジャンルを取り揃えてるので、この書店にくれば本選びに困ることはなさそう。


特筆したいのがコミック棚の日本の漫画。


まず、英語のものと中国語のもので棚が大きく別れており(英語のもののほうが入り口に近かった)、中国語のほうが種類が多い印象です。
また、英語のものは少年・青年向けが多いのに対して、中国語のものは少女漫画が多い。
白泉社の少女漫画が多かったように感じます。

漫画の平積みは少なく、表紙が見えるように配置されているのはたぶん長期間にわたって売れているであろう漫画。

最近発売された日本の漫画も置いてありましたが、「いま、日本で流行ってる漫画」が前に押し出されてるわけではなく、『ネギま!』や『カードキャプターさくら』といった、10数年前〜現在にわたって、現地で恒常的に人気がある漫画を平積みしているように思えます。

さらにはコミックスの他にも『pixiv』やイラストの描き方のガイドブックも揃っていて、同人活動向けの本も多数置いてありました。



『デスノート』、『ドラゴンボール』、『ヴァンパイア騎士』はボックスでレジ近くに置いてあり、書店としてもプッシュしたい商品なのでしょう.
けっこうなお値段でしたわ……、たぶん日本円で1万3千円〜といったところでしょうか。

そして、漫画一冊あたりの値段が全然違う。
この値段の差は一体どう決まるのか……なぞです。
『xxxHOLIC』は英語化が難しい(?)とか……?? はて、どうしてでしょう。

『夏目友人帳』S$15.07、『xxxHOLIC』S$17.62、『バクマン。』S$14.97、『ワンピース』S$12.12。(2011年9月上旬、この時はS$1あたり64円くらいでした)


英語化に伴ってロゴや表紙のデザインも変わっています。

個人的には、読んでいて面白いのは効果音です。『ワンピース』作中によく登場する「ドンッ!」は“DOOOM!!”、『xxxHOLIC』に出てくる「ドロッ…」は"BLOOG"、「ふわ」は"WHOOO"、笑顔の「にか」が"GRIN"であったり。



辰巳ヨシヒロ氏の『劇画漂流』が大プッシュされており、「なんでだろう?」と思っていると、漫画を原作とした映画「TATSUMI」公開に伴うキャンペーンのようでした。
(シンガポールでは9月15日公開)
書店内の一角では別所哲也さんを招いたトークイベントが行われており、30〜40人くらいの人が立ち見。
なかにはサインをしてもらおうと待ち構えている人もいました。



というわけで、「高島屋の紀伊国屋」ということで日本のものが多かった、というのもありますが、売り場にけっこう人がいたので漫画を求める人が少ない、ということはまずなさそう。
ただ向こうの若者にとっては、日本の漫画の値段はちょっとお高いのではないでしょうか。
ローカルなフードコートでは3〜4ドルくらいあればお腹いっぱいになれます。

海外では気安くオタクになれたもんじゃないのかも、と思いました。
(……と、すると、「OTAKU」な方々はひょっとしてお金持ち……?)


 


戦利品。
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